中村学園大学・中村学園大学短期大学部

キャリア開発学科「キャリア形成演習Ⅲ」~男女共同参画社会とは~

2019年12月13日

令和元年12月12日(木)、本学2号館2406教室にて「キャリア形成演習Ⅲ」の授業が行われました。本科目は、キャリア開発学科2年次の必修科目であり、同学科のキャリア教育の総仕上げとして位置づけられています。今回は授業の一環として、福岡県男女共同参画センター「あすばる」のセンター長 神﨑智子様を講師としてお招きし、「男女共同参画社会とは」というテーマでご講演いただきました。

男女共同参画が進み始めた当初、「一人の男性を教育することは一人の人間を教育することであり、一人の女性を教育することは国を教育することである」と言われていたそうです。21世紀になると「男女平等はビジネス成功の鍵」と言われるようになり、女性ならではの視点が役立ち、女性の活躍が組織を強くするものだと認識されるまでになりました。

「男女共同参画社会基本法が施行されてから現在まで、女性を支援する様々な法律が整備されてきたが、これは男女間のみならず、最終的には老若男女、誰もが取り残されない社会を形成することに繋がる」と提言されました。

最後に、「女性の活躍推進が優良な事業主には『えるぼし認定』、仕事と子育ての両立支援が優良な事業主には『くるみん認定』といった厚生労働省が認定する制度があります。自分が就職したい会社にはどのような制度があるのかということにも留意しながら就職活動に取り組んでもらえれば」とメッセージを送られました。