中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和3年、年が明け幼児保育学科永渕ゼミ2年生24名は、学校法人福岡自然学園さつき幼稚園において、オペレッタ『魔法とたのしいなかまたち』を上演しました。
学生が企画する地域交流活動に対して大学が支援をする「Nプロジェクト」の一環として行いました。そのサポートを受けながら、全員で協力して園の子どもたちに喜んでいただくことを目標に一つの作品を創り上げてきました。オペレッタ『魔法とたのしいなかまたち』は、子どもが楽しいと感じることができるように学生がオリジナルの台本、ダンス、歌、衣装、小道具作りをした作品です。
当日は、年長クラスの子ども約90名に向けて上演し、「楽しかった」や「面白かった」との感想をいただき、大変嬉しく感じました。
オペレッタ上演後には、子どもたちから何度もアンコールをもらい、私たち自身も最後まで楽しみながら、子どもたちとの交流を深めることができました。
今年は、練習時間の確保が大変でしたが、諦めずZoomなどを使ってセリフの読み合わせをし、集まって練習ができる際は、笑顔で楽しく声を掛け合って練習してきました。
最後の振り返りでは達成感に涙が出てきました。ゼミ生ひとりひとりが責任を持ち、お互いの意見を伝えあい最高の仲間になりました。多くの人に支えられて、このような状況の中でも公演できたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまでの活動を通して、報告、連絡、相談することの大切さ、協調性を持って取り組み、「人間関係力」を高めながら一つのものを完成させられたことが自信になりました。保育者になる前に子どもたちに発表できたことは本当によい経験になりました。
観てくださった子どもたちや先生方、協力していただいた多くの方々に感謝申し上げます。

短期大学部　幼児保育学科2年　三並鈴音　井之上菜々美