「こうのとりのゆりかご」(医療法人聖粒会 慈恵病院)に見学に行きました
2023年7月11日
6月24日、幼児保育学科の「幼児保育演習(2年生)」で、熊本県にある「こうのとりのゆりかご」(医療法人聖粒会 慈恵病院)に見学に行きました。
学生たちは生まれたばかりの大きさの赤ちゃん人形を抱き、一人ずつ「こうのとりのゆりかご」の道を歩き、実際にゆりかごに赤ちゃんを預けるという体験をしました。この体験から学生たちは、大学内の授業では得られない学びを得ることができたようです。今後はこの学びを活かし、子どもとその保護者のために自分に何ができるのかをしっかり考えてくれることと信じています。
~学生の感想(抜粋)~
この度は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
実際に歩いて扉を開けてみて、最初はとても苦しく、不安がいっぱいでした。
預けたらどうなるのか、本当に預けていいのかなどの気持ちになり、ここを通る人はこのように思っているのではないかと考えました。しかし、私は帰りに同じ道を歩いたとき、不思議とここを通った子どもも親も、みんな幸せになってほしいと強く思いました。
私はこの体験から、どのような状況であっても生きていることの大切さを改めて感じました。私にできることはこれから保育者として、子どもたちに生きることの大切さを伝えていくことだと思います。今回感じたことを忘れず、この思いを大切にしていきます。本当にありがとうございました。