中村学園大学・中村学園大学短期大学部

分身ロボットカフェで働く「OriHime」のパイロットの方にご講演いただきました

2023年7月19日

7月13日、「幼児保育演習(2年生)」で、東京にある分身ロボットカフェで働く「OriHime」のパイロット2名の方からご講演いただきました。
山下ゼミ・福丸ゼミ・川俣ゼミのゼミ生が聴講し、中村紘右学園長も学生とともに講演を聴講されました。
学生たちは、難病や身体障害をもつパイロットの方の病気のことや、就労するまでの経緯、カフェのことなどを聴き、様々なことを感じたようです。

~学生の感想より~
・私はOriHimeのパイロットの方が自分の強みを活かし、様々な人との関わることで、自己肯定感に繋がっているというお話がとても印象に残っています。また、何かを誰かにしてあげることが自分の喜び、人の幸せが自分の幸せだとおっしゃっていたことが、とても心に残りました。

・私は、病気と戦いながら前向きに生きる力強さと、ロボットを通して自分自身を表現する素晴らしさを学びました。お二人とも自分の良さを生かせるよう活動を工夫されたり、温かい言葉掛けなどで周りを元気にされていたりしたので、私もお二人のようになりたいと思いました。
特に私が心に残っていることは、幸せとは「誰かに頼られること」という言葉でした。誰かになにかしてあげるということは、自信や自己肯定感にも繋がることを知りました。私自身も誰かに頼られる人になりたいと思いました。これから保育者になる身としてこれから、子どもや保護者の様々な気持ちを受容して行動し、前向きな支援や明るい言葉掛け、人との繋がりを大切にしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

講演終了後には、中村学園長から学生たちに向けてメッセージをいただきました。
学生たちは「まだまだ知らないことが沢山あると思った。」「子どもたちは一人ひとり違うということをしっかり受け止め、保育者になるために様々なことに関心を持ち、確かな学びを深めようと思う」と、残り少ない本学での学生生活において、新たな決意をしていました。