中村学園大学・中村学園大学短期大学部

地産地消推進のための園児向け食育媒体を作成しました

2023年2月21日

食物栄養学科では「食育」にも力を入れています。

吉田弘子准教授のセミナーでは「保育所・幼稚園における食育活動」をテーマとしており、本学付属園のあさひ幼稚園と連携して食育媒体の作成を行っています。幼児の成長・発達や食育の意義・目標についてより深く理解し、食育の計画、媒体作成が出来るようになることをねらいとしています。

今年度セミナーを受講した2年生は、園児向けの「ちさんちしょうすごろく」を制作しました。すごろくには、「遊びを通して楽しく地域の食材を知り、色々な食材をたくさん食べて元気に過ごして欲しい」という願いが込められています。

すごろくは、成長段階に合わせたマスの数やクイズで構成されており、子どもたちの興味を引くようにめくって答えがわかる仕組みになっています。また、年齢で認識できる数を考慮してサイコロの目の数を変えたりと、園の先生方にアドバイスをいただきながら、学生と教員が考えた工夫たくさん施されています。
現在は感染症予防対策により直接の食育活動が出来ないことから、作成した媒体は園の先生方にお願いし、各クラスで活用してもらっています。

子どもたちが喜んで遊んでくれることを考えながら作成する時間はとても充実しており、卒業後の現場でも活きるセミナーとなりました。