おひさま保育園で身体能力測定を実施
2023年6月12日
食物栄養学科の森脇ゼミでは、2015年以降、毎年5月17日の創立記念日に、大学付属のおひさま保育園の園児の身体能力測定を実施しています。対象は、4歳児・5歳児です。
身体能力測定は、25m走、ボール投げ、捕球、体支持、両足連続飛びこし、立ち幅跳びの6種目です。これらの種目は、それぞれ子どもたちの運動機能や発育発達を測る運動です。
学生は、各種目について役割を分担し、子どもたちが十分に身体能力を発揮できるようにサポートしました。子どもたちの目線で考え、子どもたちが楽しい気持ちで取り組めるように声掛けを工夫しました。
測定の終わりには、給食の調理や0歳児から5歳児年長クラスの食事の様子を見学させていただき、月齢別の食事を知る貴重な体験学習ができました。
この日の調査結果は、すぐにデータ化し、保護者にお知らせします。森脇ゼミでは、7月に子どもたちの給食の喫食調査や咀嚼力測定も行う予定です。
子どもたちの発達に関する一連の調査結果を保護者、園、栄養士が共有することで、運動遊びの質や支援、食事の内容をそれぞれの立場で考え、より充実させることができます。
栄養士を目指す学生にとって、栄養士が保育の現場で担う役割を考える場になりました。