クリスマス料理の調理示範~三堂徳孝客員教授による講義~
2023年11月18日
11月9日、食物栄養学科1年生の「基礎調理学実習」の授業で、三堂徳孝客員教授によるクリスマス料理の特別調理示範が行われました。
この授業は、日本料理、西洋料理、中国料理における基本的知識および調理技術を修得することを目的としています。さらに日本、西洋、中国の
代表的な食文化について理解を深めるため、クリスマス料理や正月料理などの行事食についても学びます。
講師として登壇した三堂先生は、東京ロイヤルパークホテルや赤坂迎賓館にて総料理長としてご活躍された後、2023年3月まで本学の
食物栄養学科の教授を務められました。
この日はプロの技を説明いただきながら、全12品を示範されました。牛すね肉から作るコンソメスープ、カナッペ、ローストチキン、鮭のパイ包み焼、
フルーツケーキなどの料理が次々と出来上がり、クリスマスツリー、キャンドルとともに華やかな盛り付けが施されました。
受講した学生たちは、先生の説明に熱心に耳を傾け、調理工程を見逃さないよう集中して見入り、沢山のメモを取っていました。
また示範で作られたコンソメスープを試飲し、本物の味を体験することができました。
学生からは「調理されていくなかで、自分の考えにはない新しい発見があり、とても良い学びになりました」
「コンソメスープは、野菜とお肉の出汁がしっかり出ていて味わい深かったです」
「私たちが調理を行う場合のことも考慮したうえで説明して下さり、とても分かりやすかったです。メモしきれない程の大事なポイントが沢山ありました」
等の感想が聞かれました。
終始、緊張感がありつつも、あたたかい雰囲気に包まれた講義となりました。