中村学園大学・中村学園大学短期大学部

~株式会社ティーガイアが経営するTGファーム久留米へいちごの収穫のお手伝いに行ってきました~

2024年2月28日

2月26日(月)、食物栄養学科宮原ゼミ生7名と栄養科学科川野ゼミ生6名がTGファーム久留米農園へいちごの収穫のお手伝いへ行ってきました。

株式会社ティーガイアは本社が東京で、主に通信事業の会社ですが、新規事業として数年前からスマート農業を立ち上げ、今年度から久留米に苺農園を開園されたそうです。 いちごの品種はあまおう、20~30代をターゲットにお土産品として一粒200円で販売・流通し、売れ行きも上々です。
 
事前の打ち合わせにおいて、いちごは傷みやすいためカビが生えたり、人手不足で収穫が間に合わず熟れ過ぎてジャムにも加工できなかったりと、大量に廃棄されているとの話しをうかがいました。実際にいちご農園にうかがったところ、ハウスの外側の畑でそのようないちごが大量に廃棄されており、学生たちももったいないと悲鳴をあげていました。
 
いちごのハウスに入ると、中は予想以上に広く、いちごの香りが充満し、受粉させるためのミツバチが飛んでいました。いちごは大きく、赤々として、とても美味しそうに実っていました。20名弱での収穫のお手伝いでしたが、取っても取っても取り切れないほどで、収穫が間に合わないというお話も納得できました。
 
今後、株式会社ティーガイアと中村学園大学および中村学園大学短期大学部が連携し、いちごを使用したお菓子を商品化する計画が進んでいます。商品化が実現すれば、いちごのPRにもつながるとともに、いちごのロス削減に寄与できます。また、廃棄予定のいちごの利活用についても冷凍、乾燥、真空調理などの方法やピューレやジャムなどの加工を使用して、保存性を高める工夫も検討していく予定です。