宮原ゼミが食品ロス削減についての学びを発表しました
3月13日(水)、ふれあいサロン城西テラス(福岡市城南区別府)のセミナーにて、「食品ロスを出さない生活に~キャリア開発学科と食物栄養学科による取り組みのハーモナイゼーション~」と題して本学の学生が学科での学びを発表しました。
発表を担当したのは、食物栄養学科宮原ゼミの2年生6名と、キャリア開発学科岸川ゼミの1年生2名です。
ふれあいサロン城西テラスは、コロナ禍での高齢者の孤立を防ぐためにスタートした地域住民の交流のサロンです。城西団地集会所にて月に一度、健康や介護、医療に関することなど暮らしに役立つセミナーを開催しています。
今回はコロナ禍で途絶えていた本学との地域連携の再開のきっかけとして、短期大学部2学科の学生が企画を担当し、学科共通の活動テーマである「食品ロス削減」について発表しました。
食物栄養学科の学生は、廃棄量を少なく抑える野菜の下処理の方法や食品を無駄にしないリメイク料理のレシピ紹介など、食品ロス削減のための具体的な行動について発表しました。いずれの提案も栄養士を目指して学んできた学生ならではの視点です。
また、食物栄養学科の調理実習の一環で学生が運営する4号館食堂の取り組みについても発表しました。
参加された方には、学生が焼いた全粒粉を使ったシフォンケーキを召し上がっていただき、学生の確かな調理技術についても実感していただきました。
質疑応答の時間では、免疫力を高める食事や減塩についてなど、たくさんの質問が寄せられ、参加者の食と健康に関する興味関心の高さがうかがえました。そのほか、「とても勉強になりました。発表もとてもよく、笑顔で聞くことができました。」「若い力にふれあって、元気をもらいました。」「シフォンケーキおいしかったです。」といった感想をいただきました。学生が、学科での学びを活かし、大学と地域社会との連携や地域の活性化に貢献する機会となりました。今後も、学生が主体的に地域社会の発展に寄与する取り組みを継続していく予定です。