中村学園大学・中村学園大学短期大学部

トライアルグループ株式会社明治屋様との「お弁当プロジェクト」がスタート!

2024年6月5日

6月1日(土)、トライアルグループ株式会社明治屋 副社長 久保 健太郎様と、同社で活躍する食物栄養学科の卒業生の谷口雄樹様、松ノ内花香様をお迎えして、商品開発プロジェクト説明会を開催しました。
明治屋様は、『食のプロ』が持つレシピやアイデア等を活かしたお総菜を提供されており、トライアル店舗でオリジナルの総菜やお弁当を販売されています。食物栄養学科は、昨年度に続き食を通じて地域に貢献することを目的として、今年度も明治屋様と「お弁当協働商品開発プロジェクト」を実施します。
久保副社長は、人口減少・女性の社会進出を背景にライフスタイルが変化するなか、市場では「栄養士のような専門人材が求められている」と、栄養士の卵である食物栄養学科の学生に期待を寄せてくださいました。

今年度のプロジェクトのテーマは「がっつり食べられる『肉系ボリューム弁当・丼』」(1年生)、「女性が食べたくなる『女性向けの弁当・丼』」(2年生)。最も高く評価された学生の提案は商品化され、トライアルの実店舗で販売される予定です。

商品開発部の田中様より商品開発の流れの説明していただいたあと、谷口様、松ノ内様の商品開発の仕事のやりがいや面白さについてうかがいました。
商品開発の現場で活躍する先輩方の話に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

久保副社長からは、商品開発のポイントとして、美味しそうに見えること、自分自身が食べたいと思うもの、そして何より自分の「好き」を活かしてほしいとアドバイスをいただきました。学生からの質問に対して、「検討の段階では価格やカロリーのことはあまり気にせず、固定概念に縛られない若者らしい発想を期待しています」とお言葉をいただきました。

商品開発のプロである明治屋様とともに取り組むこのプロジェクトは、学生にとって実践力を磨く大変貴重な機会です。7月実施予定の審査に向けて、早速学生たちは検討を始めました。