中村学園大学・中村学園大学短期大学部

食物栄養学科1年生が学内農園にハーブガーデンをつくっています!

2024年7月2日

食物栄養学科1年生が「食物総合演習」の授業で、学内農園にハーブガーデンをつくっています。「食物総合演習」とは2024年度から開講の新科目で、栄養士を目指す学生が様々な体験型学習を通して確かな実践力を身につけることを目的としています。その取り組みの一つとして、コンポストバッグを利用した食の循環型学習があります。

昨年度も、この学内農園でハーブの栽培を試みましたが、ローズマリーは根がつかず枯れ、ミントは広がりすぎて他のハーブの生長の妨げになるなど、農業のノウハウの不足によりハーブの活用までいきつきませんでした。
今年度はそれぞれのハーブの育て方を学び、特定非営利活動法人 循環生活研究所の木村様にレクチャーをいただきながら、草取り、整地を行って、新しくハーブの苗を植え直しました。この農園では、食物栄養学科の「食の循環型学習」でつくった堆肥を活用しています。また、作業道もつくって、ハーブの管理がしやすい環境を整えました。

収穫したハーブは、食物栄養学科の学生が運営する4号館食堂でハーブウォーターとして提供しました。
この農園での体験(栽培・収穫・加工体験)を通して、学生は食材の栄養素についてだけでなく、栽培方法や調理や加工まで理解を深めています。今後、さらにハーブの種類を増やし、次年度以降も継続的に栽培・管理を行う予定です。