中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「お弁当プロジェクト」表彰式が行われました

2024年10月7日

トライアルグループの株式会社明治屋(以下明治屋)様と食物栄養学科のお弁当プロジェクトの表彰式が9月30日に本学にて行われました。
このプロジェクトは、食を通じて地域に貢献することを目的に、明治屋様と食物栄養学科がコラボレーション商品を共同開発し、実際に販売まで行うものです。1、2年生全員が学年別のテーマで新しいお弁当を考案し、各テーマから、入賞した2年生4名、1年生4名に明治屋商品開発室の田中様より、表彰状を授与していただきました。最優秀賞を受賞した2点については、明治屋様のグループ企業のトライアルカンパニーの全国の一部店舗で販売していただく予定です。
今年度のプロジェクトのテーマは「女性が食べたくなる『女性向けの弁当・丼』」(2年生)、「がっつり食べられる『肉系ボリューム弁当・丼』」(1年生)です。

最優秀賞を受賞した食物栄養学科2年の中西 春香さんが考案したお弁当は、「鶏肉のさっぱりピリ辛丼」。授業で学んだ鶏肉の調理法を活かし、「ヘルシー」をテーマにしています。
「油をなるべくおさえたくて、鶏肉を茹でたよだれ鷄をイメージして作りました。ピリ辛にして食べごたえを出しましたが、辛いものが苦手な人にも食べやすいように玉ねぎをしっかりと炒めて甘さを出しています。」と工夫したポイントを教えてくれました。
また、同じく最優秀賞の食物栄養学科1年の植田さんが考案したお弁当は、「Refresh!夏を乗り越えよう弁当」。「トライアルの唐揚げが美味しいので、メニューに取り入れました。暑い夏にも食が進むように梅やシソを使ってさっぱりさせました。疲労回復に役立つ栄養素を取り入れているので、よく動く人にぜひ食べてほしい」と話します。

田中様からは「皆さんのアイディアは、私たちの考え方ではでないものばかり。若い学生の皆さんの発想に大変刺激を受けた」と講評をいただきました。

学生たちは、このプロジェクトを通して、食物栄養学科で身に付けた食に関する知識と技術を発揮することができました。また、「食べる人がどう感じるか」といった想像力を働かせ、味付けのほかにも栄養素や彩り、食感など様々な視点で検討を重ね、感性を磨く貴重な経験をすることができました。
このような機会を与えてくださいました明治屋様に厚く御礼申し上げます。

「女性が食べたくなる『女性向けの弁当・丼」食物栄養学科2年
最優秀賞「鶏肉のさっぱりピリ辛丼」 中西 春香
優秀賞「1/2日分の野菜が摂れる!彩りサムギョプサル弁当」 髙山 沙優
優秀賞「博多野菜と玄米チーズキンパ弁当」 谷口 美桜
優秀賞「彩りタコライス」 平川 遥菜

「がっつり食べられる『肉系ボリューム弁当・丼』」食物栄養学科1年
最優秀賞「Refresh!夏を乗り越えよう弁当✨」 植田 光美
優秀賞「和風ハンバーグBIG弁当」 竹田 有沙
優秀賞「がっつりドライカレー」 山本 絢音
優秀賞「元気100倍!プルコギ彩り弁当」 山本 歩季