仁後ゼミ「柳川の食材を活かした新たな食開発」~一般社団法人日本おにぎり協会との交流会~ 第20回柳川よかもんまつりに向けて
食物栄養学科 仁後ゼミでは、学びの専門性を活かして地域に貢献することを目的として、福岡県柳川市の食材を使った新しいレシピ開発に継続的に取り組んでいます。現在、学生たちが取り組んでいるのは、柳川市の特産品である海苔を活かした特製の「おにぎり」。来年2月に開催される「第20回柳川よかもんまつり」で販売を予定しています。
11月24日(日)、仁後ゼミは柳川総合保健福祉センター「水の郷」を訪問し、柳川市水産振興課、一般社団法人おにぎり協会と交流会を行いました。また、イベントでの販売に向けて、おにぎりの専門家から調理指導を受けました。
一般社団法人おにぎり協会は、今年2月に、「おにぎりサミット」を東京・大手町で開催しています。このサミットは、おにぎりと関わりの深い具材などを持つ新潟県南魚沼市、村上市、富山県魚津市、福岡県柳川市、埼玉県深谷市、和歌山県みなべ町、愛媛県今治市の7自治体と共に開催したもので、柳川市からは特産品である海苔が選ばれています。そこで、来年の柳川よかもんまつりでは、柳川市、日本おにぎり協会と連携し、おにぎりを販売することとなりました。
交流会では、冒頭に一般社団法人日本おにぎり協会代表理事 中村佑介氏からおにぎりの歴史や文化、世界から見たおにぎりについてなど、幅広い内容の講義がありました。
その後、学生たちは、東京浅草の老舗おにぎり専門店「宿六」3代目店主 三浦洋介氏からおにぎりの調理指導を受けました。炊飯方法、蒸らし方、握り方など、すべて理論に基づいた手法をご指導いただきました。「炊き上がったご飯の温度管理」や「握る回数」がポイントであるなど、普段の授業とは違う内容を教わり、学生達は三浦氏の動きを目に焼き付けていました。今回教わった内容を基に、イベント本番に向けて訓練を重ねていく予定です。
イベントのお知らせ |
「第20回柳川よかもんまつり」 2025年2月15、16日 柳川市文化市民会館 水都やながわにて (おにぎりの販売は2月15日のみ) |