小学校で食育交流会を実施しました
2025年1月11日
福岡市内の小学校にて、食物栄養学科が「食育交流会」を実施しました。
11~12月にかけて福岡市立福浜小学校、大楠小学校、花畑小学校で実施し、森脇教授と吉田先生、そして学生2名も先生方と一緒に講師役を務めました。
参加したこどもたちは、「学童菜園」で野菜の栽培に取り組んでおり、栽培の指導員の方からのレクチャーを受けて、収穫を体験しています。
食育交流会では、収穫した「博多かぶ」を使った豚汁をつくりました。まず、福岡市で生産される野菜や栄養、調理方法、そして野菜の流通経路についても説明しました。小学生たちに伝わるように資料や媒体も活用しました。
調理では、調理器具の使い方、調理の様子を見学してもらいました。子どもたちは完成した豚汁を美味しそうに食べていました。それぞれに味や食感を楽しんでいる様子でした。
栄養士は、企業、集団給食で給食メニュー作成、調理、栄養管理を行うほか、健康をサポートするための食生活のアドバイスも行います。子どもたちへの「食育」もそのひとつで、早期からの食育は、将来の健康にとって重要です。食物栄養学科の学生にとって、子どもたちの前で食育を実践し、栄養士の役割の重要性を再認識する機会となりました。
※この取り組みは福岡市の学童菜園事業実施業務の委託を受けています。