九州電力主催「電化厨房体験セミナー」実施報告
2025年11月7日
2025年10月26日(日)、本学食物栄養学科1年生22名を対象に、九州電力株式会社の協力のもと「電化厨房体験セミナー」を開催しました。会場は福岡市中央区薬院のeキッチンスタジオ福岡で、最新の電化厨房設備を活用した調理実演を通じて、効率的な調理技術や衛生管理を学ぶことを目的としました。
セミナーでは、まずオリエンテーションを行い、電化厨房の導入背景や安全性、省エネ効果について説明を受けました。その後、スチームコンベクションオーブンを用いた8品の調理デモンストレーションが行われました。デモンストレーションでは、焼き物だけでなく煮物、揚げ物など普段オーブンではしない調理を体験し、新たな活用方法を知ることができました。学生たちは実際に機器を操作しながら、加熱工程の温度管理や大量調理における品質保持の重要性を体験しました。調理後には試食を行い、アンケートを通じて振り返りを行いました。
参加した学生からは、「初めてスチームコンベクションオーブンに触れたが、こんなに多様な機能があることを初めて知った」「オーブンで作った唐揚げを初めて食べたが、油で揚げるよりも美味しく感じた」といった声が寄せられ、電化厨房のメリットを肌で感じる有意義な機会となりました。
今後も、食物栄養学科1年生希望者を対象として11月22日(土)に第2回、2026年1月17日(土)に第3回の開催を予定しています。最新の調理機器を活用した学びを通じて、学生の専門性向上と、2年生前期から始まる大量調理実習への対応力の強化を目指します。
