学生による、フードロス削減商品販売ショップがオープンしました
7月8日(月)、キャリア開発学科の学生が運営するフードロス削減商品販売ショップ『CYCLE DISH(サイクルディッシュ)』を学内にオープンしました。この取り組みは、食品ロス削減の啓発と学生支援を目的に、学生が主体となり、学内向けに「フードロス削減商品」(賞味期限が近い等の理由により店頭で販売されない商品)を特価で販売するものです。キャリア開発学科では、フィールドワーク科目の活動の一つとして、学生による「フードロス削減」に継続的に取り組んでおり、その新たな取り組みとなります。
ショップを運営するにあたり、株式会社CYCLE 様はじめ、株式会社イースト様、福岡フードテックラボ様、各メーカー様など多くの企業様にご協力いただいています。また、本取り組みは環境省「令和5年度食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」に採択されています。
オープン初日には、オープニングセレモニーが開催され、久保千春学長と学生の代表によるテープカットが行われました。休み時間には学生が来店し、さっそく商品を購入する姿が見られました。商品を購入した学生は、「食品を安く購入できるだけでなく、自身もフードロス削減に貢献できるのが魅力」「普段店頭で賞味期限の長い商品を選ぶことが多いが、賞味期限が近い商品がたくさんあることを目の当たりにし、すぐ食べるものは賞味期限の近いものを選ぶなど、普段の買い物でも気を付けようと思った」など、商品購入を通して、フードロス削減への意識が高まった様子が見られました。
学生たちはこれまでも特設会場での「フードロス削減商品」の販売のほか、フードロスの実態や賞味・消費期限の違い等についてのチラシやポスターを作成・配布するなど、学生や地域住民のフードロス問題に対する意識向上に寄与してきました。これらの取り組みは、「令和5 年度福岡県食品ロス削減優良取組知事表彰」を受けています。
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