食育推進委員会「スープ・汁物レシピコンテスト」最優秀賞決定!
9月19日(金)、食育推進委員会主催レシピコンテストの最終審査が行われました。
本学の食育推進委員会では、未来を担う若い世代の食育の一環として、学生の「食」に対する関心を高め、さらには「食に関する自己管理能力」を養うことを目的に、毎年レシピコンテストを実施しています。
今年度は『スープ・汁物レシピコンテスト』として、学生からオリジナルレシピを募集しました。
「スープ・汁物」は、学生が自由な発想で取り組めるように設定したもので、学部を問わずたくさんの学生から応募が寄せられました。
書類審査では、応募作品の中から10作品が選ばれ、第1回審査・最終審査へと進みました。日々の食生活にも取り入れたくなるような、栄養バランスに優れたレシピが多数寄せられました。審査当日は、応募学生が調理室でスープを仕上げ、食育推進委員長である栄養科学科の近江 雅代教授をはじめ、食育推進委員による試食・審査が行われました。いずれのレシピも個性と工夫に富み、審査員の先生方は味やアイデアの多様性に感心しながら、慎重に評価を進められました。
その結果、上位3作品と審査員特別賞2作品が選出されました。
最優秀賞「冷めても美味しい!ねばねばスープ」
教育学部 児童幼児教育学科3年 秦 萌々子さん
審査コメント: 梅の酸味とオクラのとろみが絶妙に合わさり、やさしい味わいがクセになる美味しさ。
優秀賞「夏の暑さを吹き飛ばす 福岡産トマトの冷製スープ」
栄養科学部 フード・マネジメント学科1年 金沢 優芽さん
審査コメント: トマトの甘みと玉ねぎの香ばしさが溶け合い、濃厚なのにさっぱりで美味しかった。
優秀賞「香り高い カレー風味コーンポタージュ」
栄養科学部 栄養科学科2年 石田 桜花さん
審査コメント: コーンの甘さにカレーのスパイスがほどよく効き、ごぼうの風味が全体を引き締めている。
審査員特別賞「トロうま!和トマージュ」
短期大学部 食物栄養学科2年 小宮 妃奈さん
審査コメント:トマトの酸味と味噌のコク、豆乳のまろやかさが調和し、ヘルシーで満足感のある味わい。
審査員特別賞「豚肉たっぷりにゅうめん」
栄養科学部 フード・マネジメント学科1年 大野 愛歩さん
審査コメント: 牛乳のまろやかさと豚肉の旨みがそうめんに絡み、ネギの香りがほどよいアクセントになっていた。
最優秀賞には米やステーキ用の肉、九州産の野菜、果物等の豪華賞品が贈られ、優秀賞や審査員特別賞にも野菜や果物等が贈られました。
最優秀賞受賞の秦 萌々子さんは、「地産地消や手軽さというところに着目し、自宅で採れた野菜や梅干しを使うことで材料費を抑えました。また、誰でも作ることができるように、調理方法を簡単にしました。自分でレシピを考え、誰かに食べてもらうという経験も貴重でしたが、最優秀賞をいただけたことでさらに良い経験になりました。」と言って喜んでいました。
上記の3作品及び審査員特別賞の2作品は、学内にて提供される予定です。
学内での提供を通して、他の学生たちにも“食”への興味が広がることが期待されます。
最優秀賞「冷めても美味しい!ねばねばスープ」
優秀賞「夏の暑さを吹き飛ばす 福岡産トマトの冷製スープ」
優秀賞「香り高い カレー風味コーンポタージュ」
審査員特別賞「トロうま!和トマージュ」
審査員特別賞「豚肉たっぷりにゅうめん」