中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和5年3月7日、アクロス福岡円形ホール（福岡市中央区）において、食育・地産地消ふくおか県民会議およびＪＡ福岡中央会が主催する「食と農に関する公開講座～生きぬく力が育つ食と農体験～」が開催されました。

食育・地産地消ふくおか県民会議会長を務める本学の甲斐諭名誉教授の挨拶を皮切りに、九州大学比良松准教授による基調講演に続いて、大学生らによるパネルディスカッション形式の発表が行われました。

本学からは、大学・栄養科学部2年の栗山ひかりさんと池田夏波さんが登壇し、アグリスクールでの、植え付け、収穫、加工の一連の生産工程の体験、また、普段なかなか関わることのできない農業者との交流、農業の厳しさや奥深さ、食材一つ一つの大切さを実感したことを発表しました。　

とくに「消費者が食べるのは一瞬だけど、そこには生産者の多大な労力や時間がかかっていることを念頭に置きながら、食材の大切さや私たち消費者の役割を発信していきたい」と述べました。
100名を超える参加者が熱心に耳を傾ける中、食と農業のつながりや、若い力で福岡県の食育・地産地消を推進していくための取り組みなどを知る機会となりました。