令和5年度「大学生アグリスクール 第2講」が行われました
7月9日、アグリスクール第2講がJA福岡市との連携事業で開催されました。アグリスクールは農業体験や加工体験等、一連の生産工程等の体験を通じて農業者等と共感することで、学生自ら生きる力を養うとともに、食べものや農業、JAの理解者となることを目的に行われています。
第2講は雨の降りしきる中、とうもろこし収穫を体験しました。JAの方の指導のもと、自分の背丈より高いとうもろこしを、1人5本収穫しました。
とうもろこしは1株にいくつかの実が生りますが、1株に対して1番上のものが実が詰まっていることや実の数だけ絹糸が出ていることなどが分かりました。
雨の影響で足場が悪く、思うように収穫できないこともありましたが、雨天だからこそ農業の大変さを体感することができました。
次に、味噌の勉強会と麹料理を行いました。味噌の勉強会では、味噌の歴史や定義、原料、種類について学びました。味噌作りでは米と麦が1:1と1:2の2種類の味噌を作りました。塩と麹を混ぜ、大豆を潰すところから始めました。カビができないように空気や汚れを抜きながら容器に入れることがポイントと分かりました。味噌作りは夏よりも9月から3月くらいの涼しい期間が適しているそうです。料理では味噌と糀の料理を知り、レパートリーの幅を広げることができました。味噌の仕上がりまで約3か月の熟成期間が必要です。味噌の完成が楽しみです。
2講目ということもあり、少しずつ慣れてお互いに支え合いながら楽しく学ぶことができました。3講目は天気に恵まれることを祈りつつ、JAや農家の方などへの感謝を忘れずに、しっかり有意義な機会にしたいです。
(レポート) 流通科学部 4年 谷脇 真由
圃場(さつまいも畑)の説明
みそ玉造り
味噌と麹の料理 出来上がり