中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和5年度「食と農に関する公開講座」で本学の学生が発表しました

2024年3月19日

令和6年3月9日、大名カンファレンス(福岡市中央区)において、JA福岡中央会が主催する『JAグループ福岡「食・農ラ部!公開講座」~考えよう!私たちの食と農のみらい~』が開催されました。農業研究者篠原信氏の「そのとき、日本は何人養える~私たちにできること~」の基調講演の後、RKBラジオリポーター中島理恵氏のコーディネートの下、大学生らによるレポート発表が行われました。本学からは、アグリスクール参加者として、大学・栄養科学部3年の守屋穂乃花さんと、同学科2年の油布さくらさんが登壇し、アグリスクールでの1年を通した中での、植え付け、収穫、加工の一連の生産工程の体験と普段なかなか関わることのできない農業者との交流、農業の厳しさや奥深さ、食材一つ一つの大切さについて、実際に農業を体験したからこそ分かったことも多く、有意義な時間を過ごせたことを発表しました。また、JAの八女茶イベント参加者として、大学・栄養科学部3年の冨田一磨さんが、お茶の奥深さや魅力を学び、貴重な体験をすることができたことを発表しました。 その後、パネルディスカッションを行い、食材を大切にしていく工夫、今回の体験を生かした将来の夢や抱負、農業を取り巻く世界情勢や社会環境が大きく変化する中での今後の取り組みなどについて話し合いました。約130名の参加者が熱心に耳を傾ける中、食と農のつながりについて改めて考え、知見を広げることのできる、すばらしい機会となりました。