中村学園大学・中村学園大学短期大学部

福岡市城南区との連携事業「食とくらしのリスクコミュニケーション事業」を実施しました!

2024年8月22日

本学では、包括連携協定を締結している福岡市城南区と共働で「食とくらしのリスクコミュニケーション事業」を実施し、地域の方々へ食の安全に関する正しい知識の普及を目的に毎年テーマを設定して情報発信や講義・体験型の教室を開催するなどの啓蒙活動を行っています。なお、当該事業は、本学と福岡市城南区が共通の課題として認識している「昨今のライフスタイルの多様化に伴う欠食や栄養バランスの偏り」の課題解決に向けて取り組んでいます。

2024年8月21日、小学4年生から中学3年生の児童・生徒とその保護者を対象に、中村女子中学校・高等学校にて「食のわくわく体験 ~学ぼう栄養 つくろう杏仁豆富~」を城南衛生課と共働開催しました。今年度は、若年層への朝ごはんの必要性や栄養バランスを考えた食事の大切さについての啓蒙を目標に掲げ、「朝ごはん、なぜ、なに、どうする!?」をテーマに、栄養科学部 栄養科学科 森口里利子准教授と森口ゼミの学生3名よりクイズを交えた食育の講義が行われました。
参加者は森口准教授による朝ごはんが必要な理由についてや、主食、主菜、副菜のバランスの良い摂取方法等の講義を受け、食品事業者を交えて杏仁豆富作りの調理実習を通じて、栄養と食品衛生について学びました。

「食とくらしのリスクコミュニケーション事業」は、本学と福岡市城南区、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)、地域代表として近隣公民館長および自治協議会会長で構成される「地域連携推進協議会」にて毎年、継続的な協議を行っています。
2024年9月18日に開催予定の地域連携推進協議会では、当該事業のフィードバック体制として、本学のHPおよび福岡市城南区のHPにて地域の方々へ公表していること等を報告予定としています。