中村学園大学・中村学園大学短期大学部

Nプロジェクト「手作りしおりと思い出をコースターにしよう」を開催しました!

2024年10月17日

令和6年10月9日、キャリア開発学科岩田ゼミの2年生がNプロジェクト(※)にて採択された地域貢献活動として「手作りしおりと思い出をコースターにしよう」を実施しました。開催場所は、福岡市早良区にある星の原団地です。

この活動はUR都市機構と連携し、居住者の高齢化や孤立化といった地域課題の解決の一環として始まった「ふるぎの未来」プロジェクトで、今年度は、これまでの活動内容からさらに発展させ、2つの企画を行いました。1つ目は、イベント当日に住民の方々と学生が交流を行いながら、手作りしおりをつくる企画です。令和5年に行われた「ふるぎの未来」プロジェクトを継続したいという考えから発案し、住民の方々同士の交流と学生との交流を目的として実施しました。

2つ目は、事前に星の原団地の住民の方から古着や布の端切れを回収し、学生たちがコースターにリメイクしてプレゼントするという企画です。Nプロジェクトの実施が決まってから、9月に古着の回収をご案内し、多くの古着を回収することができました。10月に実施を予定していたため、短期間でコースターの作成、梱包などを行い、完成したコースターは、手作りしおりを作成した後に、プレゼントすることができました。 

はじめにリーダーから挨拶・手作りしおりの作り方の説明をさせていただき、各グループに分かれグループごとにしおり作りを始めました。しおり作りでは、しおりのデザインを学生と話し合って決めてくださる方が多く、しおり作りを行いながらご参加いただいた方々とお話や交流ができました。 
また、しおり作り終了後に古着や布の端切れをリメイクしたコースターとしおりをお渡ししました。お預かりした古着や布の端切れのどの部分を使ったのか、どんな工夫をしたのかなど説明しながらお渡ししました。 
どの班からも笑い声が聞こえたり、笑顔が見られたりするなど、普段あまり関わることのないご高齢の方と楽しくお話ができ、楽しいひと時を過ごすことができました。

リメイクしたコースターやしおりをお渡しした方からは、「家に眠っていた思い出の物をこうやってまた使うことができて嬉しい」など嬉しいお言葉をいただきました。 
ゼミナールの先輩方が始められた活動を私たちの代も引き継ぐことができ、普段あまり関わることのないご高齢の方々、地域の方々と直接交流することができ、とても良い経験になりました。

本イベントにご協力いただきました星の原団地の皆様、UR都市機構様、厚く御礼申し上げます。

レポート:キャリア開発学科 地域貢献ゼミ 2年 松本沙也 永尾咲月

※Nプロジェクトとは、地域の皆様との交流活動を目的に学生が主体性をもって企画から実施・運営を行う活動に対して大学が活動費を支援する制度です。