中村学園大学・中村学園大学短期大学部

令和7年度「大学生アグリスクール 」第2講が行われました

2025年6月17日

令和7年6月8日(日)、本学と連携協定を締結しているJA福岡市とJA福岡中央会の共同により「大学生アグリスクール」第2講が開催され、 今回は大学の学生25名、短期大学部の学生3名、計28名が参加しました。 このアグリスクールは、若者の農業離れや関心が薄れてきているという課題を解決するための取り組みの一環として、農業体験や加工体験等、一連の生産工程等の体験を通じて農業者等と共感することで、学生が自ら生きる力を養うとともに、地元の食べものや農業の理解を深めることを目的として行われています。

[第2講の学生レポート]

体験内容:田植え

今回の田植えでは、横縄植えという植え方をJAの方々に指導していただきました。

地下足袋という農作業用の足袋を履いて田んぼに入りましたが、普段、泥に触れる機会があまりないため、その触感や温度が新鮮で気持ちよかったです。しかし足袋に泥がつくことで重くなり、歩くのが大変でした。何度か転けそうになりましたが、JAの方々や受講生同士でコミュニケーションをとりながら進めることができました。作業が終わったあとの田んぼを見てとても達成感を感じました。

手植えと機械植えでは作業の効率に50-100倍の違いがあると教えていただき、昔の人は1本1本丁寧に植えるこの方法で植えていたんだなと思うとすごいなと感じました。また、機械の発達により田植えが昔よりも効率よくできるようになったものの、ジャンボタニシなどの害虫駆除は人の手で行っているということを教えていただき、より一層毎日食べる米に感謝しようと思いました。

第2講を通して、手で植えるのは大変ではありましたが、約2時間集中して田植えをするという体験は新鮮で非常に楽しくあっという間の時間でした。苗1本でも育つというその生命力で、元気に成長してほしいです。

 

レポート

栄養科学部栄養科学科 宮﨑みのり・田口侑樹・小野夏実・吉住有萌・桐明実生

食物栄養学科 山本千乃