令和7年度「大学生アグリスクール 」第7講が行われました
令和7年11月30日(日)、本学と連携協定を締結しているJA福岡市とJA福岡中央会の共同により「大学生アグリスクール」第7講が開催され、 今回は大学・短期大学部あわせて26名の学生が出席しました。このアグリスクールは、若者の農業離れや関心が薄れてきているという課題を解決するための取り組みの一環として、農業体験や加工体験等、一連の生産工程等の体験を通じて農業者等と共感することで、学生が自ら生きる力を養うとともに、地元の食べものや農業の理解を深めることを目的として行われています。
[第7講の学生レポート]
第7講では天神の福岡市役所の西側ふれあい広場でジャガイモと焼き芋の販売をしました。
今回、自分たちが収穫したサツマイモやジャガイモを選別し、袋詰めをして販売しました。
最初はなかなか売れず、袋詰めしたジャガイモが多く残り不安に感じていました。しかし、作成したPOPを持って宣伝しながらマーケット内を歩いていたところ、意外にも多くの方に購入していただけました。少しずつじゃがいもが売れることで、達成感を得られ、とても楽しく活動することができました。また、味噌づくりなどでお世話になったJAの方々のご協力やステージでの宣伝効果もあり、ジャガイモは完売することができました。
焼き芋は、気温が高かったことや芋天・芋の味噌バターなどの競合商品があったため、初めはあまり売れていませんでした。ところが、焼き芋を半分に割り、ホクホクとした中身を見せながら、席を回ったり、声掛けを積極的に行ったりしたことで売れゆきが伸びていきました。ジャガイモもサツマイモも自ら掘ったことで愛着を持っていたので、売り込みやすく、売れたときの達成感が大きかったです。
販売の際には、それぞれの芋の特徴やおすすめの料理を紹介しながら声をかけるようにしました。すると、お客様が興味を持って話を聞いてくださり、購入につながっていきました。生産から販売までの流れを経験したからこそ、食材の魅力を分かりやすく伝えられたことを実感しました。
レポート
栄養科学部栄養科学科 宮﨑みのり・川本彩愛
流通科学部流通科学科 定久天音
