Web授業「小売マーケティング」～JR九州リテール株式会社 本郷社長を講師に迎えて
2020年10月1日
9月28日、流通科学部のWEB授業「小売マーケティング」に、JR九州リテール株式会社の本郷社長が講師に来てくださいました。この授業は、スーパーやコンビニなどの小売業の経営について学ぶことを目的としており、今学期はコロナ感染予防に配慮し、WEB授業という形で講義をしていただきました。
初めに、「社長とはどのようなお仕事ですか？」という素朴な質問に対し、「コミュニケーションを密にとることを大事にしている」と話され、親しみを感じられる講義が始まりました。
JR九州リテール株式会社は、キオスクやファミリーマート、ドラッグイレブンなど、駅の中だけでなく市中にも約240店舗を営んでおり、その歴史的経緯や革新的な仕組みについて教えていただく中で、JR九州の小売事業は鉄道事業を支え、まちづくりにも貢献していることが分かり、社会の中での小売業の重要性を改めて学びました。
最近はコンビニとドラッグストアの融合店など新しい店舗も展開しており、大学の隣りにある別府店オープンに関わるエピソードもお話いただきました。
Q＆Aタイムでは、事業や採用活動にコロナが影響するのかという受講生の質問に対して、「駅の中のお店はお客さんが減ったが、市中のお店では増えるなどしてマイナス影響だけではない」や「5年後10年後に活躍する人材を育てるために、採用人数は減らしていない」など、未来に対する前向きな見方を教えていただきました。
WEB授業の様子
講義の一部