中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「スタディスキルⅣ」~高齢者疑似体験ワークショップを行いました~

2021年11月20日

令和3年10月27日、11月10、17日、流通科学部「スタディスキルⅣ」(2年ゼミ)で「商品開発」を学ぶ学生たちが「高齢者疑似体験ワークショップ」を行いました。ワークショップでは、はじめに日本の高齢化の現状について学び、増加する高齢者が安心・快適に過ごすことができる社会の実現に向けて高齢者の視点やニーズに合わせた商品・サービスを改善・開発していくことの重要性を認識しました。

 
次に、加齢に伴う筋力の低下や平衡感覚の変化を体験するための重りバンド、関節の動きを低減させるサポーター、聴覚や視覚の変化を体験するイヤーマフやゴーグルといった専用装具を身に付け、階段の上り下りや買い物、読み書き、トイレなどの日常動作を体験しました。

 

最後に、高齢者(体験者)・介助者・観察者の視点から気づいたことを話し合いました。一人一人が思いやりをもって高齢者に接していくことの大切さに加え、自分たちが学んでいる「商品開発」の知識を活かし新たな商品やサービスの開発、既存商品やサービスの改善に努めていきたいといった声があがりました。