アクティブラーニング活動@新宮いちご園(土井ゼミ3年)
流通科学部土井ゼミでは、財務諸表の社会的役割について研究しています。また、研究の成果を発表する機会として、日経STOCKリーグ(https://manabow.com/sl/)に参加しています。
今回は、地域観光や農業の現状を調査するため、10月1日(土)に福岡県糟屋郡新宮町にある「新宮いちご園」を訪問しました。
代表の服部様からは、「地域おこし協力隊(https://www.chiikiokoshitai.jp/)」になるまでのきっかけとその仕事内容、「いちご農家」の現状について講演をいただきました。
午後は農作業の手伝いをしました。「あまおう」の苗を植えるまでに7段階、植えてから収穫するまでに10段階の作業があるそうですが、今回は苗を植えるまでの第2段階(土の耕し)・第3段階(肥料散布)として、トラクターの運転体験や肥料の散布をおこないました。畑を平らにしておかないと水や肥料が偏り、せっかく植えた苗を腐らせてしまうので、とても慎重に作業しました。
参加したゼミ生からは、知見が広がり、今後の学び、そして学生生活に活かしていきたいという声が多く聞かれました。
学生の感想を、一部紹介します。
「服部さんとは年齢が近いこともあり、楽しい時間を過ごすことができました。農業は体力が必要だと思っていましたが、人との繋がりが大切だと伺いました。また、農業は1年に1回しか経験できないので、PDCAサイクルが重要になると聞き、今後の学生生活にとても参考になりました。」
「地域おこし協力隊という言葉を耳にしたことがありませんでしたが、その制度や役割を理解することができ、農業で地域を活性化させる仕組みに興味を持つことができました。実際家庭で食べている『あまおう』が様々な過程を経て育てられていること、服部さんのような生産者から私たちに届けられていることを改めて実感できました。」