中村学園大学・中村学園大学短期大学部

3月8日(水)、糸島市瑞梅寺にて「ひなたぼっこ輝きサロン10周年記念・4.5倍成人を祝う会」を行いました。

人生の大先輩である90歳（4.5倍成人）のおばあさんたちがこれからも健康で元気に過ごせるように、私たちは昨年６月頃からお祝い会を企画し、10月にはクラウドファンディングで資金調達して手作りのお祝い会を準備してきました。
高齢者が多い地域のため、新型コロナウィルスの影響で４度の延期を余儀なくされたり、準備がうまく進まず不安なこともありましたが、無事に開催することができ、また地域の皆さんに笑顔で喜んでいただき、とても幸せな気持ちになりました。

90歳の成人者（3名）には、私たちが手作りした記念品（感謝状、ハーバリウム、卓球バレーのラケット、木製名札、当日の集合写真）をプレゼントしました。ラケットと名札は、ひなたぼっこ輝きサロンの皆様にもプレゼントしました。
祝う会では、私たちがこの1年間取り組んできた活動と今後の展望について発表する時間を設けていただきました。1年間の活動を通して感じたことやこれからの活動についてサロンの皆様と坂本ゼミの後輩たちに思いを伝えることができました。
昼食では、私たちが企画したサプライズのポテトサラダケーキでお祝いしました。過去の交流のなかで高齢者の方から「学生さんが作った料理も食べてみたい」とリクエストがあったため、この日はポテトサラダをケーキに見立ててお祝いしました。
午後からは「ミニ運動会」と題して、ボウリング、玉入れ、そして恒例の卓球バレーと３種目を開催しました。ボウリングと玉入れは楽しんでもらえるか不安でしたが、みなさんに声をあげて喜んでいただき安心しました。
卓球バレーは、学生チームとサロンチームに分かれて５試合実施しましたが、学生は１勝もできずサロンチームの圧勝でした。サロンの皆さんの笑顔、元気に私たち学生も励まされました。

自分たちで企画し、実施した祝う会は、最初は不安も多く当日はすごく緊張しましたが、みなさんの喜ぶ顔を見ることができて、やりがいと達成感を感じることができました。
最後に成人者から「本当にありがとう」と言っていただいたのがとても嬉しかったです。笑顔があふれる穏やかな時間がとても印象的で「やってよかった」と心から思いました。この会を企画・開催する機会をいただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

１年間の活動を通して、地域の方々といろいろなお話をするなかで、たくさんのことを学び経験することができました。
４年生はこの日が最後の活動日でした。「第２の故郷として、卒業してもたまには活動に参加したい！」と各々の想いを語り、２年生・３年生は「このような素晴らしい会に携わることができてとても光栄でした。４年生の思いを受け継いで、さらに活動を盛り上げていきたいと思います！そしてまた次の世代・後輩たちに繋いでいけるようにしっかりと役目を果たしていきたいです！」と強い意志を固めました。

最後に、クラウドファンディングを通じてご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました！

流通科学部（坂本ゼミ）　４年渡邉凪咲　３年安藤樺乃