中村学園大学・中村学園大学短期大学部

日本相撲協会×中村学園大学『九州場所プロジェクト』がスタートします!

2023年11月9日

この度、日本相撲協会と流通科学部の学生による産学連携事業の取組みがスタートしました。
この事業は、相撲文化・日本文化の振興を目指すことを目的に、2018年より実践女子大学の学生が産学連携事業として1月・5月・9月場所(両国国技館)で大相撲公式グッズの販売等にボランティアとして参加されているものです。この事業に則り、今回九州場所で初めて、本学の学生が取組みを行います。

本事業には、流通科学部の選択科目「ビジネスプロジェクトB(担当:河原 繁憲 准教授)」の受講生より30名程が参加し、「顧客へのサービスや実践するとともに、日本文化の理解を深めること」また、「若者の相撲離れについて課題と解決策を考えること」を目的とし活動を行います。

11月4日(土)には、11月12日(日)に初日を迎える九州場所に向け、三保ヶ関親方(九州場所 担当)を特別講師として本学にお迎えし、事前講習(キックオフ)を行いました。
講習では、三保ヶ関親方より相撲協会や九州場所についてお話いただき、さらに、今回の活動では学生の若い視点での改善策や新しい取組みの提案を期待していると激励の言葉がおくられました。
学生からの質問の時間も設けられ、「相撲を始めたきっかけは?」「親方にとっての相撲は?」「相撲部屋の雰囲気は?」「相撲をやっていてよかったと思うことは?」など、この日参加した25名全員から様々な質問がなされました。三保ヶ関親方はその質問すべてに、丁寧にお答えいただきました。学生たちは親方のお人柄やお話を通して、相撲に対する心の距離をぐっと縮めたようでした。

今後は、九州場所初日より、土曜日および日曜日、祝日の6日間にかけて実践活動を行います。その中で感じたこと、見つけた課題から解決策を検討し、12月にプレゼンテーションへとつなげます。

このような素晴らしい経験の機会をいただけますことに、日本相撲協会の方々、三保ヶ関親方に心から感謝申し上げます。