新しい働き方を提案する“森のオフィス”Q-Natureと、循環型レストランの取り組みを学ぶ

2024年2月29日

働く人の多様性や、働き方の幅広さ、理念に基づくマネジメントについて研究を行っている持松ゼミでは今回3年次生が、2024年2月26日にABURAYAMA　FUKUOKAのコワーキングスペースQ-Natureと循環型レストランを目指すRestaurant Solaを訪問しました。そこで、当該施設の責任者の方々に事業設立の経緯やサービス提供の現状、今後の展望などについて貴重なお話をお聞きすることができました。

Q-Nature コワーキングスペースでのワーク

2023年の4月27日に誕生したABURAYAMA　FUKUOKAに共通して流れるコンセプトスローガンは、「BACK TO NATURE」つまり、「自然との共生」「循環型社会」「持続可能な社会」であるとも言えますが、それらをどのように事業として展開し、実践過程で生じた課題は何であるか、また、今後新たな課題改善につなげていく取り組みは何か、についても知ることができました。まだ開業から間もなく、経営資源が限られている中で、いかに多くの人に良さを知ってもらい、サービス利用に対する収益を上げていくか、試行錯誤が続いている事柄などを細かくご説明いただきました。
現場のリアルなお話をお聞きする中で、学生たちは、実際の事業経営の難しさや複雑さ、夢の実現へ向けて組織としてクリアしなければならないハードルの多さなど、現実のマネジメントに関する厳しさをも学ぶことができ、有意義な時間を過ごすことができました。

コンポストを活用した「食の循環」の取組み
食材となるハーブや野菜の栽培
JR九州リージョナルデザインの方から説明