観光ビジネスプランコンテストにおいて最優秀賞・審査員特別賞のW受賞
2024年12月7日(土)に一般社団法人九州観光機構主催の「学生対抗観光ビジネスプランコンテスト2024」本選が開催され、九州を中心に全国33大学67チームの中から書類選考を突破した上位10チームによるプレゼンテーション審査が行われました。
本学からは手嶋ゼミ3年の中村萌久珠さん(個人出場)と3年浅岡ゼミが本選出場を果たしました。
中村さんは、2023年に愛知県でスタートし、現在は全国7県で導入されているラーケーションという小中高生を対象にした新たな休暇制度にビジネスチャンスを見出し、「Let‘sラーケーション!~目で見て、触れて、考える~ in 九州」という観光プランを提案しました。
魅力的な休暇制度にもかかわらず取得率が伸び悩む要因を明らかにし、取得を阻む課題を解決することで九州へ小中高生とその家族を誘客し、地域との交流を通じて学びを深めるプランが高く評価され、最優秀賞を受賞しました。
中村さんからは「素敵な賞をいただき、大変光栄に思います。九州を活性化させるためにできることは何なのかを考える良い機会になりました。」と喜びのコメントが寄せられました。
浅岡ゼミは、「しまたびQ(親子でつくる島の旅)」という観光ビジネスプランを提案しました。九州には数多くの離島がありますが、島以外の地域に比べ少子高齢化が急速に進んでいます。また、共働き世帯の増加や子どもが習い事に時間が取られていることなどから親子のコミュニケーションの時間は減少傾向にあります。このような背景から親子が話をしながら、できるだけインターネットを使わずに旅のプランを考えるツールを開発しました。さらに、子どもたちが興味をもつ観光情報を高校生や大学生が提供し、旅が終わると夏休みの自由研究が完成する、というプランを組み立てました。15名のメンバーで協力し合い、メンバー間の信頼や絆を強めることができました(伊豆野渉)。