高齢者疑似体験ワークショップを行いました
2024年12月25日
12月4、11日に、商品開発やマーケティングを学ぶ手嶋ゼミ2年生の12名が専用装具を身に付けて高齢者の日常生活を体験し、気づきや学びを話し合う高齢者疑似体験ワークショップを行いました。
加齢に伴う筋力や視力、聴力の低下を実体験することで日常生活に潜む危険や不便・不安を実感し、同時に高齢者にも使いやすい機能や工夫が施された設備や商品、サービスの必要性を認識しました。また、周りの人たちからの声掛けやさりげないサポートがあることによって安心して行動ができることも実感しました。
体験後はそれぞれの気づきやアイデアについて話し合いました。参加した学生からは、「疑似体験を通じて、これまで気づかなかった不便や不安に気づくことができた」「自分ではできると思ったのにできないことが多く、少し悲しくなった」「地域や自治体で高齢者の方と交流できる場を設け、不便なところや改善した方がいいと思うところを共有し合い、より暮らしやすい街づくり・環境づくりが大切だと思った」といった声が寄せられました。