「リーダーシップ特別講義」九州経済産業局星野光明局長をお迎えしました
6月3日、「リーダーシップ特別講義」にて、経済産業省九州経済産業局局長の星野光明様を講師にお招きし、「未来につなぐ、活力ある九州の実現に向けて～九州の若者のさらなる挑戦・活躍への期待～」をテーマにお話しいただきました。
本授業では、社会の第一線でご活躍中の官民のリーダーを講師にお招きし、講師の実体験に基づいたお話や、現場での具体的な事例紹介を通して、リーダーシップやマネジメントを学びます。
はじめに、星野様から、九州経済産業局による地域経済の課題に対する取り組みなどについてご説明いただきました。米国経済やカーボンニュートラルの取り組みが、私たちの暮らしにもたらす影響などについて、学生とのディスカッションの時間も設けながら、お話しいただきました。
続いて、九州経済産業局の西田様より「組織における『働きがい』づくり」について、お話しいただきました。履修学生を対象に行った事前アンケート調査の分析結果について、理論を交えながら解説していただきました。
学生たちは、事前学習として、グループで働きがいづくりについて企業事例研究をしており、その調査内容と自分の求めるリーダー像について発表を行いました。これに対して九州経済産業局の前田様からは、同局の視点とは違った学生目線での「働きがい」の捉え方が見られた旨、講評をいただきました。
最後に、星野様から「ルールは順守しながらも、萎縮せずにコミュニケーションをとることを大切にしてほしい。この授業が将来の仕事を探すのに役立てばうれしい」とのお言葉をいただきました。
学生からは、「企業研究を行っていくにつれ、それぞれの企業に明確なビジョンがあり、その中で働く個々の良さを引き出す様々な取り組みがなされていることを知ることができた」、「大企業でなくても、社員の働きがいを向上させるための制度や環境づくりをしている会社が、実はたくさんあることに気づかされた」といった感想があり、授業内容を事前の調査や自身の関心と結びつけて捉えることができたようです。
星野局長
企画調査課より説明
グループワーク(5月27日)
プレゼンテーション（6月3日）
