高校生向けイベント「大学の学びを体験!探究ワークショップ」を開催しました
高校生向けイベント「大学の学びを体験!探究ワークショップ」を開催しました。
このワークショップは、高校生が大学生とのグループワークを通して大学での学びを体験することを目的としています。
今回のテーマは「ヒミツはデータにあり!?経営に役立つデータ分析入門」で、講師は流通科学部の橋本敦夫教授です。
橋本ゼミに所属する3年生14名が、グループワークのファシリテーターを務めました。
ワークショップでは、まず「経営とは何か」について学び、企業活動の中でデータがどのように活用されているのかを理解しました。
その後、身近な事例をもとにデータを活用した分析の進め方を学びました。「ABC分析」を用いて店舗経営やマーケティング方針を立てる実践的な演習を行い、さらに販売や取引データから興味深い組み合わせや規則性を見つけ出す「アソシエーション分析」にも挑戦。顧客の購買傾向を読み解く体験しました。高校生たちは、大学生のアドバイスを受けながら、実際にデータを整理し、表やグラフを作成して分析を進めました。
大学生との交流を通じて、大学での学びの進め方や、データ分析の面白さを実感する機会となり、活気あるグループワークが展開されました。
橋本教授からは、「今日体験してもらった内容を、ぜひお店に行ったときなどに思い出してみてください。今回使った計算も、すべては小・中・高で学んだ基礎が土台になっています。今の学びが、将来、大学や社会で大きな力になります」と高校生に向けてメッセージが送られました。
参加した高校生からは、「大学生と交流しながらビジネスや経営について学ぶことができ、とても良い経験になりました」「高校では学べないデータ分析を体験でき、将来の進路を考えるきっかけになりました」「大学生の先輩が優しく教えてくれて、緊張せずに楽しく学べました」といった感想が寄せられました。
今回のワークショップを通じて、高校生は大学での学びの雰囲気を肌で感じるとともに、データ分析の面白さや経営の奥深さに触れることができたようです。
