中村学園大学・中村学園大学短期大学部

株式会社湖池屋主催の宗像市地島海岸清掃活動への参加~持松ゼミ2年次生~

2025年11月28日

持松ゼミでは現在、企業の社会的責任をはじめ企業による社会貢献活動について研究をしています。
11月15日(土)、株式会社湖池屋が主催する「地島海岸清掃活動」にゼミ2年生が複数人参加しました。

株式会社湖池屋は宗像市とのコラボ商品「湖池屋プライドポテト 日本の神業 九州焼のり醤油」の売上の一部を宗像市へ寄付し、海の環境保全活動を応援しています。さらに「寄付だけでなく、地島で海岸清掃活動を行い、美しい宗像の海を守り、未来へとつなげたい」という思いから、2022年より海岸清掃活動を継続して実施しています。

宗像市は、2021年より「Save the Sea」活動を一般参加のボランティアの方々や地島島民の方々を含め多くの参加者と共に推進しています。

昨年に続き、事前に宗像市と株式会社湖池屋の活動内容を商品を通して調査し、これまでの学びと結び付けて新たな提案事項を抽出するなど十分な事前学習を行って当日に臨みました。

 

 

 

当日は、宗像市の方々と、株式会社湖池屋の担当者の方々に、事前学習の資料を提示し、
問題意識を持ったうえでの実践活動であること、また、新たな提案事項についても説明をさせていただきました。

実際に参加させていただき、企業が社会的責任の活動の一つとして、どのように地域の課題に向き合い、ともに取り組みを行っているのかを知ることができました。また、実際に現地に行ってみたからこそ問題の深刻さを実感することができ、どうしたら解決できるかを考える時間となりました。

 

 

 

 

さらに、事後学習として、今回のボランティア活動の振り返りと総括として、資料をまとめプレゼンテーションを行いました。

 

 

 

 

 

実際に参加した学生からは、以下のようなコメントが寄せられました。
・人が故意に捨てたとは言い切れないけど人間の管理不足で海に流れてしまったと思われるペットボトルなどのプラスチックのごみの量が多く、地域環境への負担が大きくなっていることがわかりました。
・ボランティアには、幅広い年代の方が参加されていたことや、複数の企業の方々も活動に賛同し参加している姿が見られました。
・海岸清掃に参加して、海岸にあるゴミの多くがプラスチックの飲料容器であることが分かりました。その中でも、中国や韓国など海外からの漂着物が多く、海洋ごみ問題は国境を越えた課題であると強く感じました。