N-HALプログラム「Beach to City」第1回留学報告
2025年8月から、本学の留学制度「N-HALプログラム」を利用し、アメリカに約1年間の留学をしています。私は協定校先が実施する「Beach to City」というプログラムに第1期生として参加し、カピオラニコミュニティカレッジ(ハワイ州)とデアンザカレッジ(カリフォルニア州)の異なる2都市で半年ずつ学んでいます。今回はハワイでの留学経験について報告させていただきます。
カピオラニコミュニティカレッジでは、特定の授業を履修することで修了書がもらえるシステムがあります。私はその中の起業家コースで、ビジネスプランニング、マーケティング、ファイナンスの授業を履修しました。どのクラスも少人数であったためインストラクターから一人ひとりに合わせた指導やフィードバックが受けられます。流通科学部で学んだ内容も多く含まれており、それらを英語で改めて学び直すことで理解を深めることができました。
授業内で取り上げられるビジネス形態の事例は、アメリカやハワイのローカル企業が中心であり、市場においてそれぞれどのような立ち位置と戦略を築いているのかを学ぶ貴重な機会となりました。いずれのクラスも自ら設定した架空の企業を基盤に、授業で学んだ理論や事例をそのビジネスに応用させます。セメスターを通して最終プレゼンテーションに向けてブランドを段階的に作り上げるため、実際に企業を立ち上げる過程を実践的に学ぶことができました。私は将来のビジネスプランである“子ども服ブランドの立ち上げ”をもとに、それぞれのクラスで企業理念や市場内での立ち位置、プロモーション、損益計算書など本格的なブランド計画を作成しました。これらの経験は実際にブランドを立ち上げる際に大いに役立つと感じています。
授業外では、学内で行われているInternational Caféに参加し他の留学生や現地の学生と国際的な環境で交流することで、異文化を学ぶと共に英語力を高めることができたと実感しています。また、ローカル方からはハワイの文化や歴史の話を聞き、ハワイアンがなぜそしてどのように独自の文化を守り続けたいのかを学ぶことができました。実際に現地の子ども服を扱うローカルブランドは、商品の多くがハワイのアイランドデザインを取り入れており、島に根づく長い歴史の中で受け継がれてきた文化や歴史への深い敬意が込められていると感じました。
ハワイでの経験は、単なるビジネスや語学の修得だけでなく、様々な文化的背景が融合してきたハワイならではの環境で、異文化を学ぶ貴重な機会となりました。自国の文化や伝統を守り続けることの重要性を学んだ経験を、自身の将来のブランドに反映させ活かしていきたいです。
現在はすでにカリフォルニア州のサンノゼに移動しており、また新たな環境で学んでいます。次回は、デアンザカレッジ(カリフォルニア州)での留学経験について報告させていただきます。
流通科学部 柳澤 心菜
