中村学園大学・中村学園大学短期大学部

教育学部・保育所実習研究A「フォークダンスを楽しむ会」

2019年12月15日

令和元年12月13日、本学の第2体育館にて、教育学部3年生を対象に開講している授業「保育所実習研究A」の一環で「フォークダンスを楽しむ会」を行いました。
参加者は、日本フォークダンス連盟福岡県支部福岡市レクレーション協会FD部会の会員の方々と授業を受講する学生です。
当日は色とりどりで素敵なコスチュームをご用意してくださり、フォークダンスサークルの皆様からのアドバイスの元、各自で衣装をコーディネートしました。衣装を身にまとうと自然と笑顔が溢れ少し緊張していた会場の雰囲気も一気に明るくなりました。

多くの学生がフォークダンスの経験がなく、どんなものなのか、不安に思っていました。ですがサークルの方々に手取り足取り教えて頂きながら、少しずつ振り付けを覚えていく中で緊張も解け、気がつくと全員が音楽に合わせて初対面の方とも一緒に楽しく踊っている姿が見られました。フォークダンスをする中で様々な人とアイコンタクトをとりながら一緒に踊ることで、自然と笑顔が生まれていました。
保育者を目指す学生として、保育では子どもに遊ぶことの「楽しさ」を伝えることが重要とされています。それを伝えるのに一番大切なこと、それは保育者自身が楽しいと思っていること、「楽しさ」を知っていることです。でも中々わかっていても日々の学生生活の中でその軸や保育の本質を持ち続けることは困難です。今回授業という枠組みを超えて地域の方々との関わり合いの中で非日常的な体験をしながら保育の本質について再び思い返すことができ、子どもたちにもフォークダンスの楽しさを伝えたい、そう思える素敵な会となりました。 この経験から気づいた、地域の資源の可能性を、将来保育の場で働く際にも活用し、子ども達がより充実した生活がおくれるよう、活かしていきたいと思います。

教育学部児童幼児教育学科3年 黒岩寧々 篠原彩実