フィンランドとの研究交流セミナーが開催されました
2019年5月23日
5月15日、本学教育学部とトゥルク応用科学大学との交流事業の一環として、”Empowering Social Pedagogic Child Welfare training in Finland and Japan”をテーマとした研究セミナーが本学で開催されました。
本セミナーには、フィンランドよりソーシャルペダゴジーや児童福祉の研究者2名が参画し、学内外の研究者や実践家も交えて開かれました。冒頭にフィンランドに派遣された教育学部生による「フィンランド派遣報告」が行われ、次いで本学の圓入智仁准教授および東フィンランド大学のElina Nivala 講師によるプレゼンテーションが行われました。その後、研究者・実践家によるラウンドテーブルディスカッションが行われ、日本とフィンランドにおける社会教育や児童福祉の思想・制度・実践やトレーニングについて、比較的な視点を交えながら意見交換がなされました。
昨年度より継続的に行われてきたフィンランドとの交流事業は本セミナーをもって一区切りとなり、今後は新たな形で交流・連携を図っていくこととなります。