中村学園大学・中村学園大学短期大学部

平成30年度大学生アグリスクール~第1講

2018年5月29日


 

5月27日、「平成30年度大学生アグリスクール」の第1講がJAファーム福岡(福岡市西区)で行われました。アグリスクールとはJA福岡市、JA福岡中央会の主催のもと農業体験を中心に定植・収穫・調理加工・販売を通して食と農について考える活動です。今年度は栄養科学部栄養科学科、フード・マネジメント学科、教育学部、食物栄養学科から計30名の学生が参加しました。第1講では、トウモロコシの播種、さつまいもの定植、玉ねぎの収穫、そして収穫した玉ねぎを使ったチキンマサラを作り、活動記念の看板製作を行いました。 

 

さつまいもの定植とトウモロコシの播種では、雨の中、学生が畝に並んで黙々と作業をしました。普段は野菜を間近に見るのは真新しく、驚きや発見がたくさんありました。玉ねぎの収穫では、育ててくださった農家の方に感謝しつつ、自然の力を感じながら収穫しました。みんな大きい玉ねぎを掘り当てようと、気合を入れて収穫していました。この玉ねぎは学校給食でも利用されているようで、給食を通して自然の恩恵を感じることができ、感謝の心を持つことにつながるのではないかと思いました。なかなか体験できない貴重な機会をいただき、とても新鮮な活動でした。

 

当日が雨だったということもあり、農業では晴れの日も雨の日も大切な恵みだということを感じ、看板作りでは雨上がりの虹をモチーフにしました。また、一致団結の思いを込めて、ひとりひとりの手形でカラフルな虹に仕上げました。

 

そして、今が旬の新玉ねぎを使って作ったインドカレーの一つであるチキンマサラは、絶品でした!普段食べるカレーとは一味違い、様々なスパイスの効いた味わい深いカレーでした。普段は関わることのない他学科、他学年の人と楽しみながら作ることができました。

最後の代表学生による1分間スピーチでは、「貴重な体験ばかりで楽しかった」、「食に関わる仕事を目指すうえで、知識だけでなく経験を通して大切さを教えていけると思った」などの感想が述べられました。

全5講開催されるので、多くのことを学び、体験できるよう意欲的に活動に取り組みたいと思いました。

レポート 栄養科学部栄養科学科3年 田代 帆乃香、鳥越 歩