中村学園大学・中村学園大学短期大学部

平成30年度大学生アグリスクール~第3講

2018年10月9日


 

平成30年9月16日、平成30年度アグリスクール第3講が開催されました。このアグリスクールはJA福岡市、JA福岡中央会の主催のもと、農業体験、調理、加工、販売等を通して食と農について考える活動です。

はじめに、JA福岡市の「旬菜キッチン」で昼食作りをしました。今回は、鶏捌きとかしわ飯の達人・山田イソ枝さんの手ほどきを受けながら、代表で4人の学生が鶏を一羽捌くところから始まり、私たち2人も担当させて頂きました。実際、鶏を見ると可哀想で捌く事に初めは抵抗がありましたが、自分たちの手で捌いた事で、命をいただくありがたみを実感する事ができました。また、普段は簡単に手に入るので当たり前になっていて、命をいただいている意識の欠如も感じました。この貴重な体験によって、今後も命のありがたみを意識して食生活を送っていきたいと思いました。
 
昼食後は、前回の第2講アグリスクールで田植えをした、田んぼアートの完成を見学しました。率直に、こんなにも素晴らしい田んぼアートが出来るなんて想像もしていませんでした。猛暑の中、田んぼアートの成功のために、何時間も田植えに精を出し頑張って良かったと思えた瞬間でした。また、見学に来ていた方々が、自分たちが手がけたアートを見て感動している姿を見ることができ、とても嬉しかったです。
 
フード・マネジメント学科に所属する私たちは、主に食品開発や商品企画、マーケティングなど食に関わる勉強をしています。アグリスクールに参加し、改めて「食」に関する仕事に携わる人は活き活きとして周りの人も笑顔にしており、素敵な仕事だと実感しました。また、この活動は自分自身の将来を見つめる大事な時間にもなっています。これまで3回のアグリスクールに参加し、毎回行く度に貴重な経験ができ、多くのことを学んでいます。残り2回となりましたが、貴重な時間を楽しみたいです。

栄養科学部フード・マネジメント学科 2年  市原玉喜、鈴木さや香