中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「保育所実習A 公開型ポスターセッション」を開催しました

2022年5月23日
5月21日(土)、「保育所実習A」(基礎実習)を終えての「学びの報告会」が行われました。

教育学部(保育・幼児教育系)では、3年生の8月から9月に10日間の保育所実習を行います。その事後指導の一環としてグループワークによる対話型の授業の中で、実習に関する学びの振り返りをします。その学びをまとめたポスターを作成し、『「子どもにとってどうなのか?」を問い続け、学び続ける実習をめざして~2021年の「保育所実習A(基礎実習)」を振り返る〜』というテーマにてポスターセッションを実施しました。

どのグループの発表からも、実習期間に子どもたちや保育者の方々と過ごした日々がとても価値あるひと時であったことを窺い知ることができました。会場にお越しいただいた福岡市内外の園関係者の皆様をはじめ、大学付属園の先生方、教育学部・幼児保育学科の先生方からもとても好評で、多くの感想やアドバイスをいただき、現場での事例をもとに活発な意見交換がなされました。

いま、乳幼児期の育ちや学びへの関心は世界的な関心の的です。閉会式でも福岡市保育協会園長特別研究会代表の古賀一郎先生(白鳩保育園園長)、本学の卒業生である針間美侑先生(えんぜる保育園保育士)から「Starting Strong!保育は子どもの成長の第一歩を力強く支える大事な仕事」「現実と矛盾に悩むこともあるけれど、責任とプライドのある保育者になってほしい」などとエールが送られました。学生たちからは、夢の実現への強い想いと、保育専門職を目指す者としての「覚悟」のようなものが感じられました。