絵本制作ワークショップを開催しました
2022年8月30日
2022年8月3日、「『食』『食の場面』『おいしい』からイメージする写真を使った写真絵本制作ワークショップ」を開催しました。教育学部 野中 千都准教授が講師を務めました。
今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンラインを中心とした開催となりました。
中村学園大学付属あさひ幼稚園の幼稚園教諭、北九州市の保育の場で活躍する保育士、教育学部幼保系学生および大学院生等の計40名強の参加がありました。
この絵本制作ワークショップは、保育者や、保育者を目指す学生が、自らの「食」へのかかわりを見つめ、保育の場における子どもの「食」の育ちを支える保育環境としての保育者の感性と言葉での表現力を豊かにするきっかけとなるように提案した活動です。現役の幼稚園教諭や保育士にとっては、子どもたちの絵本を通した「食育」について、学びなおしの場ともなっています。
今回のワークショップでは、まず「マインドマップ」で、「温度」、「笑い」をキーワードに、オノマトペを自由なアイディアで書き出しました。
Zoomのチャット機能やブレイクアウトセッションを使い、参加者同士でアイディアを共有しました。どのオノマトペも、そのシーンの動作や表情をいきいきと表現していることがわかります。
アイディア出しで発想力と、思考の柔軟性を高めたあとは、各自準備した『食』、『食の場面』、『おいしい』の写真と、絵本キットを用いて絵本制作を行いました。
参加者からは、「オノマトペを用いることで、食感や、食べ物の温度、食べる様子などをイメージ通りに表現することができた。子どもたちにも『食』の楽しさを伝えられそうだと思った。」との感想が寄せられました。