中村学園大学・中村学園大学短期大学部

2022年９月１４日（水）、鹿児島県志布志市立潤ヶ野小学校とオンラインでつないで、大学生が小学生にデジタル新聞の制作方法を教える実践を行いました。このオンラインサポートでは、山間地や離島の学校で普段外部から支援を受けることが容易でない学校を対象として、大学生がICT活用をオンラインでサポートする試みを進めています。今回は、山本朋弘研究室の山手優里さん(教育学部3年) が、第5学年と第6学年の児童6名と一緒に学びました。

学級担任の先生とチームティーチングで協力しながら進めました。まず、大学生から自己紹介をして、その後小学生から自己紹介してもらいました。次に、デジタル新聞制作で使用する「コラボノートEX」というツールの使い方について説明をしました。ログインの仕方や、文字の入れ方、画像の入れ方などをこちらからパワーポイントの資料を使って説明をして、児童は1人1台端末を使い実際にコラボノートの使い方を学びました。そして、コラボノートを使って自己紹介シートづくりをしました。自分の名前や好きなものなどを入力したり、イラストを貼り付けたりして自己紹介シートを完成させました。文字の色を変えたり文字の大きさを変えたりするなど、工夫している様子が見られました。

デジタル新聞の制作方法をオンライン上でわかりやすく説明することができました。子供たちの「できた」「すごい」という反応をいただき、子どもたちに教えることの楽しさや、やり甲斐を感じることができました。今後は、社会科の水産業を学ぶ授業などで、実際に制作していき、他校の小学生が見ることができるようにして、交流学習を進める予定です。