中村学園大学・中村学園大学短期大学部

理科教育法Ⅰ~日本電機工業会(JEMA)との連携授業「プログラミング教育」~

2022年10月29日

令和4年10月、教育学部2年生を対象とした「理科教育法I」の講義において、日本電機工業会(JEMA)との連携授業による「炊飯器を教材としてプログラミング的思考を学ぶ実験」が行われました。
プログラミング教育の連携授業は、九州の大学では本学が初めてとなります。

 
10月24日(月)2限の授業では、九電テクノシステムズ株式会社様が授業に来てくださり、講師と各班の実験補助サポーターとしてご指導いただきました。
実験テーマは、「炊飯器になりきって温度を調節してみよう」です。
電池3個を使って、ご飯を炊き上げる理想の温度変化を実現するには、どのような手順で出来るのか、実験しました。
2回の実験後、ふせんに手順を記入し、時間軸に並べ、実験手順をフローチャート(流れ図)化していきました。
このプログラムに沿ってタイマーと温度センサーとヒーターの動きを制御したものが、炊飯器です。
実際に身近にある炊飯器の自動制御について学習することによって、プログラミングについて深い理解が得られました。
 
JEMAでは子どもたちの科学への興味・関心が高まるよう、実社会とのつながりを意識した理科授業のプログラムを提供しています。
他の2クラスの授業には、株式会社キューヘン様、西部電機株式会社様が来てくださり、同テーマの授業が行われました。