中村学園大学・中村学園大学短期大学部

「おいでよ!中村大!2023」を開催しました

2023年1月19日

1月19日、教育学部児童幼児教育学科の「児童福祉各論」(益田 仁 講師)の講義の一環として、「おいでよ!中村大2023」(場所:本学第2体育館多目的室)を開催しました。このイベントは、近隣の親子を招いて学内で子育て支援実践を行うことを目的に、2020年より実施しており、今回は生後6か月~3歳までの親子18組の申込みがありました。

「児童福祉各論」で保護者の子育て支援について学ぶのは、教育学部3年生の17名。将来は幼稚園教諭等、保育者になることを目指しています。このイベント内容を企画し、チラシ制作、SNSでの広報活動、おもちゃ作り等の準備を進めてきました。当日の司会、進行も、学生が参加者の様子等をみながら、主体的に考え、益田講師に相談をして進めます。

全体での親子遊び、パネルシアターの後は、保護者交流会の時間を設けました。保護者の皆さまは初対面でしたが、育児に関する話題ですぐに打ち解け、交流を楽しんでいる様子でした。

その間、学生たちが、保護者から見える位置で子どもたちと遊んですごします。月齢に応じたおもちゃ遊びや、子どもの興味にあわせて絵本の読み聞かせ等をしました。

 

学生たちは、園での実習を経て、子どもたちとの触れ合いは経験を重ねていますが、保護者との関わりは、あまり機会がないといいます。学生のひとりは「ご参加いただいた保護者の方が楽しそうにされていたのでよかった。この場がきっかけになって、子育ての仲間をつくっていただければ嬉しい」と話します。

イベント後は、親しくなった親子たちで一緒に帰る姿もみられました。

参加した保護者の皆様からは、「素敵な機会をありがとうございます。親以外のひとと遊んでるわが子を初めてみました」「手作りおもちゃが参考になった」「保護者同士の交流は、少し抵抗がありましたが、話してみたらとても楽しかったです」という感想が寄せられました。