中村学園大学・中村学園大学短期大学部

１月３１日(火)、宇美町立宇美東小学校の第5学年書写の授業の参観をさせていただきました。
授業は、毛筆で止め・はね・はらいを意識しながら文字を書くことで文字の形を整えていき、硬筆に生かしていくという内容でした。

導入では、お手本を見ずに『発表』という文字を書き、その後、お手本と比較して課題を掴みました。展開では、タブレットを用いて動画を視聴し、筆順や点画を書く際の筆の動かし方を確認して、丁寧に練習していました。私たちはそのタブレット操作の補助を行いました。終末では、毛筆で気づいたことを活かしながら硬筆にうつりました。ほとんどの児童が正しい筆順で、初めの文字よりも形の整った文字を書くことができていました。　　　　　　　　　　　　　　
今回の書写の授業を参観させていただき、タブレットを活用した書写授業は、筆の動きや筆順などを繰り返し確認でき、一人一人のスピードに合わせて学習を進めることができるので有効だと思いましたが、机上の学習環境や操作支援についても配慮が必要であると学ぶことができました。
実際の授業を参観させて頂き、大学の授業だけでは味わうことのできない現場の雰囲気を味わうことができ、貴重な機会となりました。

教育学部3年　　川村美月　　坂本彩香　（岡田充弘研究室）