中村学園大学・中村学園大学短期大学部

立体紙ヒコーキ作り教室ボランティアに参加しました

2023年5月22日

2023年5月7日(日)、 城南市民センター4階 実習室で実施された「立体紙ヒコーキ作り教室」に教育学部の学生7人が参加しました。

この取り組みは令和3年度から行われており今回で4回目です。
平田ゼミの学生と岡田ゼミの学生を中心に希望者を募り実施しています。
児童が紙飛行機を作る際の補助と、飛行機にまつわる学生主体の講座で構成されています。以下、学生のレポートを紹介します。

立体紙ヒコーキ作り教室でのボランティアを通して、子供たちと保護者の方々とも交流ができ、子供たちの各学年の特徴や保護者と協力する姿なども拝見することができ、小学校現場とは違う環境で子供たちと関わることができました。

今回のボランティアでは主に、児童の紙飛行機作りのサポート、30分程度のパワーポイントによる授業などをさせていただきました。特に学んだことは、準備の大切さです。紙ヒコーキ作りのサポートやパワーポイントでの授業、紙ヒコーキを作る工程を知ることや授業での話し方、進め方など、準備のもとに全てはうまくいっていくのだと改めて感じることができ、貴重な経験になりました。紙飛行機を作る際は、全体での説明が都度あったのですが、話をよく聞く子もいれば、手元の資料をもとに黙々と進める子など様々な児童がおり、全体の説明の際に、児童は様々なことに注意が行き、一斉に集中することはなかなか難しいのだと気づきました。

今回、紙ヒコーキ作りを通して、子どもたちと何かを「制作する」ということで関わることができました。初めは緊張しましたが、アドバイスだけでなくいろいろな話をすることを心掛け、親しくなれたと思います。最終的に子供たちが笑顔になって帰ってくれたのが嬉しかったです。また、私たち自身も飛行機や理科の知識を学ぶことができただけでなく、分からないことも事前に自分で学習して知識を増やすことで子供たちと話を膨らますことができ、より楽しい講座をすることができました。複雑な説明を子どもたちに分かりやすく伝えることの難しさを感じる一方で、うまく伝わった時や完成した時に大きな達成感を得ることができることは子供たちにとっても私たち学生にとってもとても良い経験になりました。大学の座学では感じることのできない子どもたちと関わる楽しさや教えることの楽しさを改めて感じることができた貴重な時間でした。

参加者:教育学部4年 谷口 美憂 溝田 和正 山口 美玲 吉本 涼香 北出 玲奈 川村 美月 籾井 愛