中村学園大学・中村学園大学短期大学部

学生とプロの保育者による座談会風研修会開催! 〜学生の手による現職者研修の記録(ドキュメンテーション)の作成〜

2023年6月9日

5月24日水曜日、中村学園大学付属おひさま保育園・大濠保育園・あさひ幼稚園・壱岐幼稚園の保育者(ここでは保育士・幼稚園教諭の総称として使用)の方々のための研修の場に、本学教育学部の3年生・4年生18名が参加させていただき、現職者と学生(那須ゼミ)が共に学び合う時間を過ごしました。以下、当日の研修テーマです。

保育の理解を深めるための実習記録について考える
〜教育学部における保育所実習の実習記録にかかる取り組みを中心に〜

※当日の研修風景

中村学園大学付属おひさま保育園の梶谷泰子主任保育士に続き、学生の立場から4年次生の坂本茉鈴さんが実習記録にかかる話題提供をしてくれました。少々見にくいとは思いますが、結果は写真の通りです。
学生からすれば、通常であればご指導をいただくプロの保育者の方々の学びの実際を、自分達なりの視点で取りまとめていくということですから相当な緊張感もあったようです。しかしながら、学生ならではのしなやかな視点と表現力によってこうした記録作品も生まれます。


※クリックすると大きな画像でご覧いただけます。

話題提供をいただいたおひさま保育園の梶谷主任保育士からは、事後、次のようなコメントをいただきました。

学生さんのドキュメンテーション読ませていただきました。素晴らしいです。この1枚で研修会の内容がわかりやすく示してあり、園長と「すごい!」と大絶賛しました。学生さんの想いを受け止めて、今後の実習記録に対して指導する私たちも対話を心がけ、成長できたらよいなと感じました。(中略)園内研修では 実際に実習記録について研修いたします。このドキュメンテーションを研修室に掲示し、先生たちの感想聞いてみたいと思ます。
学生のみなさん、ありがとうございました。(中略)今後もこのような機会があると、実習記録について深めることができるのかなと感じました。

学生は現職者に学び、また現職者も学生と共に学ぶ…。保育現場と養成校の協働による養成教育の中で、本学学生の学ぶ内容や学ぶ姿勢はより豊かなものとなっていきます。