中村学園大学・中村学園大学短期大学部

高大接続探究学習ワークショップ「保育をUPDATE」を開催しました。

2023年7月28日

7月15日、高大接続探究学習ワークショップを実施しました。
今回は教育学部 古相正美教授が講師となり、「保育は楽しい!!~絵本の魅力を知ろう~」がテーマです。古相ゼミの3・4年生が、高校生30名をお迎えしました。

ワークショップでは高校生が大学生と一緒に、絵本、影絵、紙芝居、ペープサート、パネルシアター、エプロンシアターの制作や実演を行いました。今回の内容は、保育を学ぶ上で必要な5領域のうち、「言葉」「表現」にあたる内容で、ナカムラでは保育者を目指す学生が授業で論理的、実践的に学んでいます。

大学生の実演をみたあとに、高校生も制作や実演に挑戦します。ワークを通して、高校生同士や高校生と大学生の間でコミュニケーションをとり、協力しながら取り組む様子がみられました。参加者同士の交流は、終始楽しい雰囲気で、大学生は、高校生へのアドバイスを通して、自身の保育実技に対する理解がより深まったようです。

ワークショップの最後に、古相教授から「保育の現場では、子どもたちは遊びを通して、楽しみながらたくさんのことを学びます。言葉もそのひとつ。絵本などの児童文化財の活用方法を知って、ぜひ受容と応答という子どもとのかかわり方を学んでほしい」と話されました。

参加した高校生からは「すごく楽しくて、子どもと関わる仕事につきたいとより思うようになった」「人前で発表するのは緊張したけれど、先輩方が優しくサポートしてくださって、とても楽しく活動することができました。」といった感想が寄せられました。