中村学園大学・中村学園大学短期大学部

恒賀ゼミ活動紹介 ~R5年度卒業制作が完成するまで~

2024年3月27日

教育学部の恒賀ゼミ(恒賀康太郎 講師)では、将来、小学校教員や保育士・幼稚園教諭を目指す学生が、造形活動の在り方について、恒賀 講師のもと、学生一人ひとり自分の表現の仕方で学びを深めています。
ゼミでの制作は「一生飾っておきたいものを創る」をテーマにしています。

はじまりは、「自分が表現したいものは何か」を決めること。
先生からの勧めを受けて、展覧会へ足を運びリアルな作品に触れたり、書物等で作品を調べます。その中で、自分自身のテーマや表現方法を決めていきます。

表現方法が決まると、制作が始まります。
水彩画を始め、ちぎり絵や刺繍、つるし飾りなど、4年生9名がそれぞれのものを選びました。
制作にはおよそ3ヶ月の期間をかけました。
ただ制作するだけではなく、造形技法や作品についての学び・研究も同時進行で行います。制作過程には困難も立ちはだかり、その都度、先生にアドバイスを仰ぎます。出来上がった作品はまさに「一生飾っておきたいもの」。学生時代の学びの大きな結果の一つとなりました。

 

 

 

 

 

 

ゼミの3年生を招待しての卒業制作発表会。後輩へも胸を張って活動を紹介できました。これからテーマ決めを行う3年生たちも先輩たちの頼もしい姿に、勇気づけられたと思います。

 

 

 

 

 

 

迎えた3月15日、卒業の日、学生の頑張りとこれから社会でそれぞれの道を切り拓く学生たちへのエールを込めて、恒賀講師の「ザトウクジラ(ギリシャ語で巨大な翼を意味する)」の黒板アートがプレゼントされました。
恒賀ゼミで過ごした時間、そして、学んだ知識や身につけた技術は、学生たちの大きな自信となりました。社会へ羽ばたき活躍してくれることと思います。
4年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 

こちらから恒賀講師の作品がご覧いただけます。
ArtsintheSchool(Youtube):https://www.youtube.com/watch?v=q6XhWwlB_xc